• ※右から、mysta株式会社 栗原さん、本末さん、Repro 清水

    一度は活用が停滞した『mysta』は どのように『Repro』を再活用して成果を上げたのか?

    『mysta(マイスタ)』/mysta株式会社

    • エンタメ

  • 課題

    短期でのMAUは増加するが、ユーザーがなかなか定着しない

  • 導入

    継続率を改善することを目指し、エンジニアの工数を割かずにPDCAを回すことが出来る『Repro』を導入

  • 効果

    アプリ内メッセージを活用して、課金ユーザー数が6倍以上に!今後は自社で活用しているデータプラットフォームと『Repro』の連携を強めて、より個別最適化したコミュニケーションを実現していく

はじめに

2018年4月に”未来のスターを応援するオーディションアプリ”として本格リリースされた『mysta(マイスタ)』。サービスを運営するmysta株式会社は、女性向け動画メディアを運営するC Channelが7社のパートナー企業と共に立ち上げられています。

そして、そんな同社においても、『Repro』を活用していただいています。しかし、活用までの道は平坦なものではありませんでした。2018年夏に導入いただいたものの、活用が停滞した時期があり、一度は解約の申し出をいただいていました・・・。

そこで今回は、『mysta』を運営するmysta株式会社の栗原さんと本末さんに、「どのように『Repro』の活用を立て直したのか?」をメインにお話を伺ってきました。

(聞き手:Repro カスタマーサクセスチーム 清水)

注目を集める『mysta』はどのような背景で立ち上がったのか?

インタビュー画像

ー 改めてになりますが『mysta』はどのようなアプリなのでしょうか?

栗原

『mysta』は、当初は未来のスターを応援するオーディションアプリというコンセプトで立ち上げ、現在は君がイチバンになる!オーディションエンタメアプリというテーマで運営しています。元々の立ち上げ背景として、女性向け動画メディアである『C CHANNEL』にて企画の一つとして実施していたのですが、そこから切り出してパートナー企業とともに新会社mystaを立ち上がったことからサービスが本格的に始動しています。

『mysta』の特徴として、様々な企業とコラボレーションしたイベント企画があります。有名タレントと連携した企画などを実施出来ることはサービスとしても強みになっていますね。

ー なるほど、その他に競合サービスとの差別化されているポイントはありますか?

本末

大きい部分でいくと、ライブ配信ではなくオンデマンドでのコンテンツ提供であることですね。競合サービスとの違いはこの部分が大きく、その中でもランキングに特化しているのは独自の内容となっています。

ー たしかに、『mysta』はランキングが強いイメージがあります

栗原

このような形にしているのにはいくつか理由があるのですが、一つの理由として投稿者にとってライブ配信は投稿し続けるハードルが高いという課題があります。ライブ配信は時間もそうですが、配信するために例えば自宅などに居続ける必要があるなど投稿者にとっては制約が強くなります。

それと比較すると、『mysta』はライブ配信でないため投稿者にとって継続しやすいです。サービスの事業者として、この部分は他にはない強みだなと感じていますね。

本末

ありがたいことに、『mysta』がサービスを開始してから累計でのアプリDL数が70~80万件を越えています。早く100万DLを突破を目指していきたいですね!

『Repro』を導入したのは継続率を改善したかったから

インタビュー画像

ー 『Repro』の導入は2018年の夏頃のことでしたよね

栗原

私は当時いなかったのですが、その当時に『Repro』を導入しています。

本末

背景として、母体である『C CHANNEL』でも『Repro』が導入されており、評判が良かったことからアプリマーケティングを進めていくために『mysta』でも導入を決めていました。特に、課題となっていたのはユーザーの継続率でしたね。

ー 具体的に、どのような課題だったのでしょうか?

栗原

『mysta』は、アプリ内で掲載される企画コンテンツによるユーザー流入が増えるという特性があります。運営としても、アライアンス力が強いことが特徴として挙げられるので、集客力のある目玉企画を当時はアプリへの集客施策とし実施していました。 ただ、確かに短期でのMAUは増加するのですが、企画が終わった後はユーザーが定着しないという課題があったんです。

本末

当時は、企画コンテンツが強いので事業サイドとしては順調だった反面、アプリは苦戦していましたね。例えば、Youtuberとのコラボ企画を実施したことがあったのですが、MAUはかなり伸びたのですが翌月には90%以上のユーザーがアプリから離脱していました。 よくよく考えれば、その企画で流入しているユーザーはその方が抱えているファンであって。たまたま『mysta』で企画をやっているから使ってもらえています。何も対策をせずに企画が終われば、ユーザーが離れるのは目に見えていますよね。笑 なので、流入してもらったユーザーに『mysta』のファンになってもらい、継続率を改善することを目指して『Repro』を導入していました。

一度は解約を申し出たが、再度活用を進めた理由とは?

インタビュー画像

ー そこから2019年2月頃に解約の申し出をいただきましたよね

本末

そうでしたね。笑 当時は『Repro』の活用があまり進んでおらず、加えて前任の担当者が離れたという状況でした。

栗原

そのタイミングくらいで私がちょうどジョインしたんです。当時の状況を整理して、もう一度『Repro』で改善を目指していく方針の方が良さそうだということで再度活用を進めることを決めましたね。

ー なぜ、『Repro』を再度活用しようと決めてもらえたのでしょうか?

栗原

いくつか理由はあるのですが、一番大きかったのは「エンジニアの工数を割かずにPDCAを回すことが出来る」ことです。

その時はちょうど『mysta』の成長が停滞していた時期で少しでも早く結果を出したいと考えていたのですが、社内のエンジニアリソースも限られていました。 その中で、PDCAを回すためのサポートではなく、プロダクト自体の改善に時間を割いて欲しいということから、すでにSDKを埋め込んでいてエンジニアリソースなしで改善をすぐに進められる『Repro』を使い続けようという結論に至りました。

ー そうだったんですね! 改めて、活用を再開してもらえた時は本当に嬉しかったです!

栗原

こちらとしても清水さんに支援いただけたのは助かりました。特に、仕切り直す際に活用に関するオンボーディング支援を実施いただいたのですが、学習コストを減らせたのは大きかったです。アプリだけでなく、企画自体も担当しており、時間が限られていたので。 あと、デザイナーである本末もオンボーディングに参加してもらえたのも良かったですね!

本末

「デザイナーもデータドリブンにUXを改善していくことが必要だよね!」という栗原さんの言葉を受けて、途中から私も参加するようになりました。今では、実際の数字を見ながらUI改善などを考えることが出来るようになったのは、私自身としても良い経験になっているなと感じています!

アプリ内メッセージを活用して、課金ユーザー数が6倍以上に

インタビュー画像

ー 再活用していく中で、どのような施策を実施されたのでしょうか?

栗原

『Repro』を本格的に再活用し始めたのは2019年6月からです。

基本施策として、プッシュ通知は効果が高いものを今では5本ほど自動で送付するように仕組み化しています。企画やイベントなどがある時は、多くて15本くらいを送付しており、継続率の改善を図っています。

加えて、力を入れているのはアプリ内メッセージの活用ですね。

ー 具体的には、どのようなアプリ内メッセージを配信されているのでしょうか?

栗原

事業的にもインパクトが大きいのが、課金導線への誘導ですね。この施策で累計の課金者が6倍以上に伸びているので、かなり良い数字です!

ー それは凄いですね!

栗原

改善を重ねていった結果として大きな改善に繋がったので、コツコツやって良かったなと感じています。常に数パターンをテストしながら、ベストなメッセージ内容を追求していきました。

ー 改善していく中で、何か気づきなどはありましたか?

本末

自分たちが出していたメッセージがアプリの世界観と合っていなかったということが一番の気づきだったかもしれません。最初はわりと硬めなメッセージだったのですが、くだけた内容でのメッセージの方が反応が良く、今では絵文字も必ず3個以上使うルールが出来ました。笑

栗原

ここから、有名インスタグラマーの投稿へのコメントなどを参考するようになりました。ユーザーに合ったメッセージの出し方を考えることの大事さに気づかされましたね。あとは、アプリをインストールした初日にチュートリアルを出すというような施策を実施しています!

ー これは一緒に実施したマジックナンバー分析から生まれた施策ですよね!

栗原

これも清水さんのサポートに助けられましたね。そもそも私たちはマジックナンバー分析という手法自体を知らなかったのですが、具体的にどのように分析に落とし込むかまでサポートいただきました。分からないことが出てきたら、気軽に清水さんに『Slack』で質問出来たのは心強かったですね。 具体的な施策内容は、初回のアプリ起動時に投稿者をフォローするかどうかで大きく継続率が変わっているという分析内容から、メッセージでフォローを促すメッセージを配信しています。実際に、このアプリ内メッセージを見たユーザーの10%がフォローをしてくれるようになっています。 このような細かい改善も続けていけば大きな成果に繋がると考えているので、今後も継続していければと考えています。

勧誘するのではなく、能動的に促すことが大事

インタビュー画像

ー これまでの施策を振り返って大事だなと感じたことはありますか?

栗原

『Repro』を通して施策を実施しながら感じたのは、ユーザーに行動してもらいたい時は勧誘ではなく能動的に動いてもらえるように促進することが大事だということです。 例えば、「~しませんか?」ではなく、「○○のために~しよう!」みたいな文言のニュアンスを変えるだけでも、実際の数字に影響を与えてます。プッシュ通知やアプリ内メッセージを通して、ユーザーの行動を促進する時には、この点は意識していきたいですね。

ー 本末さんは何か他にありますか?

本末

不適切なコミュニケーションにならないように、社内の交通整備をすることも大事なことだと感じましたね。

もともとは企画に連動してプッシュ通知を送ることも多く、各担当者がバラバラに施策を実施していたのですが、それぞれが勝手に配信しているのでプッシュ通知の量が多すぎたことがありました。また、文字化けしたメッセージを送付していたこともあり、適切とは言い難いコミュニケーションをしていたなと反省しています。

これは『Repro』の活用が進んで施策を実施するようになったからこそ生まれた課題ではあると思うのですが、流石に改善しなきゃとチームでも意識が高まりまして。笑

そこから配信する際には『Slack』で専用のチャンネルでのコミュニケーションをしてから配信担当が設定をして施策を実施するようになったのですが、だいぶ改善されましたね。起案者がリストに記載して、担当が5分ほどヒアリングして設定を進める流れなのですが、これは同じような課題に悩んでいる方には是非おすすめしたいです!

サービスの拡大を目指して、これからも『Repro』を活用していく

インタビュー画像

ー 最後に、今後の展望についてお伺いしたいです!

栗原

新たなスターを発掘するためにはサービスを安定的に運営していくことが欠かせないので、とにかくアプリの利用者を今の2~3倍にまで増やして、事業を拡大していきたいですね。

企画側でいくと、最近では有名ミスコンでの優勝者がmysta予選から勝ち上がったというような実際にスターを発掘出来た事例なども出てきています。これを続けていくためにも、アプリ側での改善を継続し続ける必要があります。

本末

アプリ側の改善として、ユーザーの継続率はもちろんですが、新たなスター候補となる投稿者側の継続率もさらに改善していくことが求められるので、それぞれに合ったコミュニケーションを実現していければと考えています。 他にも、『Repro』のスマートオーディエンス機能なども今後は活用していく予定なので、そこでも成果を出していきたいですね。

栗原

適切なコミュニケーションでいくと、自社で活用している『Treasure Data』と『Repro』の連携を強めて、もっと個別最適化したコンテンツを配信出来るように進めていければと考えています。いずれにせよ、今後も清水さんに併走してもらって、さらなる改善を目指していきたいですね!笑

ー 栗原さん、本末さん、お忙しいところありがとうございました!

おすすめの導入事例